フィリピン慣れの弊害
2019年だったと思う。パンデミックで海外旅行が出来なくて沖縄へ行った。
とても綺麗な所で地元の人達もやさしくて充実した1週間だった。
しかし、また行くかというと、もういいかなという感じ
景色もトウキビ畑、道端のバナナの木、海、露天で売ってる熟れる前のパパイヤ、山に行けば洞窟、川遊び、ジップラインにコーヒーの木、料理も味付けがなんか似てるしオリオンビールとサンミゲルの違いがわからない。物価が上がったフィリピンにいる感じ。海の透明度もなんか物足りない。
ホテルは快適だったがフィリピンで同じ金額を出せばどうだろう?
1番窮屈だったのはアクティビティ!
人々が適当でのんびりしてると言われる沖縄でも、そこはやはり日本。
シュノーケリングをやるにしても説明が長い!きっちりしてるという日本の良い所でもあるのだがゴーグルの付け方、曇った場合の対処法、水が入った場合の対処法、後頭部のゴムバンドの位置から髪の毛をどうするかまで、続いてはシュノーケルの番、水深何mまで潜らせるつもりなんだと思うほどの丁寧な説明。
いざシュノーケリングがスタートしてみるとライフジャケットを脱ぐことは禁止で流されないよう赤いビート板が見える範囲のみ、説明に使った時間を返してもらいたい。
マングローブ見学でもカヌーにのって遠目から眺めるだけ、お客さんにマングローブがあたるといけないので中には入りません。ジップラインも常時ヘルメット着用。
フィリピン慣れの弊害でしょう。
大人なんだから何かあったとき、何でもかんでも文句を言ったりはしない。
もう少し自由にやらせてほしいと思ってしまう。
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移住の手続き
悩んだのは住民票を残すか、残さないか。
残す場合は移住ギリギリまで収入があったので国保や住民税などの結構な額の支払いが1年続きます。その後は年金16000円と国保1800円の支払いが続きます。
国保は海外生活でも何かあった場合は使えるらしいのですが手続きが複雑でもらえる額も少ないらしいです。
年金はもちろん払い続ければもらえる額があがります。
私の場合は2月に移住予定だったので12/31で住民票を抜いてしまいました。
20年前に住んだことがあり、その後の旅行でも何度と訪れ、友人、知人もまあまあいて、嫁の家族もマニラにいる、移住への不安はかなり少なかったので抜きましたが、インドネシアやタイへの移住なら経済状況にもよりますが多分住民票は残して行ったと思います。
あとは
携帯の解約 コロナ禍での出国だったので空港でどーしても電波がいるということで、フィリピンの隔離ホテルに着いてから解約しました。
免許の更新 パスポート持参で行くと期限前でも更新が出来ます、私の場合は残り1年だったので更新しました。ついでに国際免許証の取得。
市役所への支払い 私の場合は12/31に住民票を抜いてしまったので住民税の翌年の請求は無し、今年度分の残りは最後の給料で精算済み、健康保険も翌年の請求はなしで、今年度分の残り5ヶ月分を一括で支払う。年金は特例支払いの手続きをしなければ自動的に終了、規定をクリアしていればもらう権利は残る。
車とオートバイ 車は友人にオートバイはヤフオクで 保険も全て解約です。
クレジットカードの解約 年会費のかかるカードは全て解約しました。これに伴って最後の月の支払いを年会費のないカードに移していくの結構面倒くさかったです。
そして、1番面倒くさいのが住居問題!
最後の4日はホテルでいいとしても長くなれば金がかかる。家財も全て処分しないといけないがギリギリまで使いたい、電気ガス水道も日本にいるうちに払いたい。
家財は今後必要なものだけフィリピンに送る、これもタイミングが大事で日本では、もう使わないものから先に送らないと、いざと言うときには船の上ってことも。
ないと生活が成り立たないものは最後の最後まで残し、売るかあげるか捨てるか旅行カバンに詰めるかする。とにかくホテルにいる最初の2日の内に家を空にして大家さんに返す。
10年近く生活した家だったので思いのほか荷物があって、フィリピンで必要なものかどうかの選別からスタートだったので本当に大変だった。
光熱費も平日の廃止の立ち会いの時に精算してもらって、電気と自宅Wi-Fiや携帯などは現地精算が出来なかったので日本に大体の金額を残してきました。
移住を考えてる方がいたら日本を出る前にすることはこんな感じです。
移住先は自分にとって居心地が良いことがとても大事なので少し無駄金はかかりますが、住民票などを残したまま、まずは軽く住んでみた方がいいかと思います。
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プエルトガレラ
今までにフィリピン国内の島へいろいろと行きましたが私の印象では1番庶民的なリゾート、プエルトガレラ、外国人を見かけることが少なくフィリピン人の小金持ちがいっぱい来てる。
マニラからバスを乗り継いで一度フェリーに乗れば到着です。
陸路がめんどくさい場合はマニラベイから海上離着陸の飛行機が出てるのでそれを使えば1時間で到着です。
私が訪れた場所は2つで
ホワイトビーチ ビーチ沿いに飲食店とホテルが建ち並ぶ場所。
ホテルはそこまで高級なものはなくて、私達が泊まったのは一泊1200ペソの安宿、シングルベッドが2つとテレビ、シャワーは温水、目の前に食堂があり朝食付き。充分過ぎる。
ここのビーチ、働いてるのがほぼオカマという変わった場所で食事中に披露されるファイヤーダンスももちろんオカマが演じる。
女の店員がいないので呑み屋はあるがそういったお店はなく若い男女の集団、家族連れやカップル、老夫婦が多い。
ホワイトビーチからトライシクルで20分くらい行くと名前を忘れてしまったがスペイン風の街並みでそういったお店専門の場所がある。
こちらにもホテルはあるがやはりそこまで高くはなく、そういったお店も良心的なお値段。
フィリピン人の船乗りたちが遊んでた。
擦れてない子をお探しなら、ぜひこの町へ
もちろん一般のリゾートにあるアクティビティは全部あるし値段も良心的で海も沖に出ればちょーきれい。島の人達もそこまで外国人に毒されてなくて金、金してなくリラックス出来る。
私は結構好きなリゾートです。
全て私の記憶なので行ってみたら違う場合があります。ご注意下さい。
エルニド
パラワン島の北の端にあるエルニド、フィリピン最後の秘境だとか。
マニラから国内線に乗り1時間程で到着、飛行機を降りたらすぐ大量のトライシクルが待っていて、町まで10分くらいだったと思う。
バックパッカーが多く、とにかく自由。
町から少し離れないとホテルはなくて、バックパッカーが素泊り出来る施設ばかり、私達5人もアクティビティが全てここのビーチ出発なので毎朝通うのは嫌だということで、この町に宿泊することに。
部屋はベッドが7つあるだけで何もない、シャワーも冷水のみ、でも安い。
もちろんスキューバなどもやったし、ビーチ沿いの食い物屋や呑み屋も充実していて楽しかった。
ただ1番印象に残ってるのは、レンタルオートバイでの島巡り。100ccくらいのスクーターを12時間レンタルして200ペソ。
免許もヘルメットも不要で飲酒もOK、ただ一つ事故だけはしないようにと言われて出発。
ガソリンスタンドはなく道端で酒瓶に入って売られてた。
道中、パンツ1丁の欧米人達とすれ違ったり、泥に埋まったり、大きな水溜りを越えたり、皆んなで泥まみれのずぶ濡れになって辿り着いたリオビーチ。
透明度半端なかった、来るの大変だったから人も少ない。
オートバイの事を自由の翼なんて言ったりするが、それを実感した旅行だった。
今でもそのまま自由なんでしょうか?
セミララ島
※当時の写真がないのでネットからです。
皆さんご存知ですか?セミララ島。
ボラカイとミンドロの間にある小さな島です。
20数年前にフィリピンの鉱物を探してる時に訪れた島です。
マニラにある国立図書館のようなところでフィリピンが産出してる鉱物の種類と産出地を調べてその島に行き、現地の会社に鉱物のサンプルとスペック表をもらい、船への荷積みを終えるまでの1トンあたりの価格を交渉して日本の商社に送るという山師のようなことをしてる時期があって、石炭やマグネサイトなどを探しに行きました。
かなり前のことですがはっきりと記憶に残っているのが石炭を探しに行ったサミララ島です。
小さな島で観光で行く人はなく島全体が石炭を掘る為に設計されています。
内陸部に石炭を露天掘りしてるバカでかい穴があり、そこから港まで何キロもあるベルトコンベアーが絶えず石炭を運んでいて港にタンカーが停泊していました。
島に住んでいるのは従業員とその家族だけでホテルなどはありません。
私は20人乗りくらいの船がその島を経由すると聞いて乗り込みました。
船は木で出来た手造りのもので両サイドに浮き代わりの丸太が飛び出てるタイプのフィリピンによくある船でした。
船上で1日くらい過ぎた頃かなり大きなの嵐に合い両サイドの丸太を支えている木が次々に折れて片方は無くなり、もう一方は船員がロープをくくりつけて何とか耐えているという危機的状況で波も激しく、いつ沈んでもおかしくない。
乗客達も涙ながらに前方にあるマリア像にアーメン、アーメンと繰り返すばかりで私もこれで死ぬんだと思った程でした。
船員さんの努力と運でなんとか嵐を抜けて何処かの島の海岸に漂着したのですが、そこは無人島で夜は何がいるかわからないから船で寝るように言われ、太陽がある間に船員が森に入って船を直す材料を調達し加工して修復するという作業を終えるまでの2日間その島で過ごしました。
ご飯は船に積んであったお米と飲料水と船員が潜水でとってくる魚。
モリもないのに手掴みで魚をとってくるんです。
海の民は本当にすごい、こんな状況なのに危機感を感じさせない。
ひもじい思いをすることなく3日後無事にセミララ島に辿り着きました。
島にホテルがないのでそのへんの家をノックして、どこか泊まれるところはないかと聞いたら敷地にある竹で出来た小屋なら使っていいと言われて庭にある井戸で水を浴び1日目はそこで宿泊させてもらいました。
次の日、石炭を掘っている会社にお邪魔したら教育の為に派遣されている65歳の日本人の方がいて会社の宿泊施設と食堂を自由に使わせて頂いて5日間お世話になりました。
結局、石炭は商社の求めているスペックに合わずカロリーが低過ぎると言う理由で何にもならなかったてすが、こんなへんぴな島で日本人に会い日本食をご馳走になったり山に連れて行ってもらったり、いろんな話を聞かせて頂いて、とても楽しい経験が出来たと思います。
帰りは船を使うのがさすがに怖かったので、その方に相談したら関係者だけが使える小型飛行機が週2回運行していて乗せてもらえることになり無事マニラまで帰ることが出来ました。
ただこの飛行機も初体験のプロペラ機で振動はすごいし信頼性はないしで早い分だけ船よりましな程度でした。
セミララ島、決して観光で行く場所ではないし今後行くこともないと思いますが私の思い出のアイランドの1つです。
バストス!
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娘とYouTubeを観ているとき途中で広告が流れると娘が「バストス」って言うのです。はしたないとか失礼みたいな意味。
私がおならをすると娘から言われる言葉。
子供が「バストス」って言っちゃう広告に意味があるのだろうか?
もちろん内容なんて観ることはない、スキップ出来るならするし、出来ないなら目線は他へいく。
楽しく動画を観ていたら邪魔してくるものに他ならない、邪魔してくるからあの商品は嫌だとまではならないが、バストスな会社であることに間違いはない。
YouTuberの収入にも関係してくるので難しい所だが別の方法はないものかと思ってしまう。
動画の最初に広告を観てからスタートするとか、こんな広告が付随してますが観ますかって
選択制にするとか。
娘が大人になるころには違う方法になってるんだろうなあ
まあ企業もYouTubeもそんな反応はわかった上でやっているでしょうね。素人の浅知恵でした。
ご近所付き合い
田舎でアパート暮らしの我が家は近所との距離感が近い。
普段から食べ物をあげたり、もらったり、玄関を開けていれば子供達も入ってくるし、夕方になればアパート前の広場で子供も大人もたむろしている。私も気が向いたときは少しのタガログ語でまぜてもらってる。
田舎のアパート暮らしも悪くない。
昨日の夕方、ご近所さんと話をしていたらホーリーウィークなのにずっと家にいるねって、そこから話が盛りあがって、子供達を連れて皆んなで海でも行こうということになった。
昼間は暑いので朝早く出て太陽が弱いうちに泳ぐことに。
91歳のおじいさんは家族が大集合してるので不参加です。
ということで、今日は4:00起き、眠い。
隣の家のトライシクル1台、車1台、うちのオートバイを使って、子供4人大人6人でsan fabianのビーチに行ってきました。
海は綺麗とは言い難いですが家から20分程度なので良しとします。
朝5:30でこんな感じ
昼間は太陽が痛いので皆んな朝が早いなあと思っていたら、昼頃になったらこんな感じ
遠くの黒い点も全部人間です。
ナガシマのプールかってくらいの人、人、人
子供から老人まで海で楽しそうに遊びます。日本だと子供は子供として大人は大人として遊びますがフィリピンでは周りの目がないからか老人でも子供みたいに遊びます。
隣の家のおばあちゃん朝からジンを一緒に呑んで、波にダイブして全開の笑顔でした。毎日呑んでるわけじゃないですよ。二人共。
私もこんな老人になりたい。
ご近所付き合いもまたにはいいですね。